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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

『増税が国を滅ぼす』 11月5日(土)国民集会 [政治]

JTR - 日本税制改革協議会 : 平成23年11月5日(土)国民集会を開催します。

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今度の土曜日に、日比谷野音で、増税ムードにまったをかける、
国民集会が開催されます。

当日は党派を超えて、増税に反対する国会議員の方々も参加されると聞いています。
私も「いざ鎌倉」の心境で、馳せ参じるつもりですが、
仕事の都合で、参加できるかははギリギリです。
でも、極力駆けつけたいと思います。

増税に疑問を持っている方は、ぜひ散歩がてらお越し下さい!

私は以前から、増税には反対で、
むしろ恒久減税を復活させて欲しいぐらいです。
バラマキするなら、減税せよ、と言いたいです。

先日も、『千年都市を築け!~未来党の東北復興ビジョン』
のエントリーの中で、増税に関したお話もさせて頂きましたので、
その部分を抜粋して、改めて私のスタンスをご紹介したいと思います。


増税について付け加えるとするならば、
国の借金が膨れあがっているから、財政健全化のために増税やむなし、
という論理がまかり通っています。

果たして本当にそうでしょうか。
私はこの考え方には大きく2つの欠陥、もしくは嘘があると考えています。

1つは、消費税を増税すれば、1%で○○兆円税収が増える・・・という理屈です。
確かに机上ではそうかも知れません。

しかしながら、過去に消費税増税を2回(0%→3%→5%)行いましたが、
いずれも、導入直後は税収が増えましたが、その後大幅な税収減になっています。
まずこの点の検証が殆どと言っていいほどなされていません。
結果的に消費を落ち込ませ、経済を衰退させたに過ぎない状態なのです。

もう1つは、
「借金、借金と言うが、では資産はどれだけあるのかい?」
という見方がすっぽりと抜け落ちているのです。

企業にお勤めで、経営者、財務担当者、あるいは自分や取引先の会社の業績に対して、
シビアにチェックされている方ならば常識の範疇であろう、「貸借対照表」の考え方に鑑みて、
借入金だけをクローズアップして、資産について語らないのは、ナンセンスですし、
アンフェアな考え方だろうと思うのです。

まあ、収支バランスも当然ありますが、借金の額でレッテルを貼られるとするならば、
企業はたとえば工場を作るとか、最新式の機械を導入するなどという資産投資ができなくなります。

根底に「借金=悪」という考え方があるようですが、
企業でも、個人でも無借金経営・生活をしている人は少ないと思うのです。

今の増税派の理屈を個人レベルで例えるとするならば、
月収30万円のサラリーマンが、5000万円のマイホームや300万円の新車を買うのにローンを
それぞれ組んだとして、購入したことによる資産の発生や、マイホームや車を購入したことによる、
副次的な効果も一切考慮されずに、
「あなたは収入に対してこれだけ多額な借金を背負った悲惨な人間である」
と言われているに等しいと思えるのです。

ですから、増税派が根拠にしている財務バランス的な考え方は、
確かに間違ってはいないものの、重要な観点がすっぽりと抜け落ちいてる、
もしくは意図的にカムフラージュされている、ということを知って頂きたいと思います。

経済が冷え込んでいる中で増税して、本当に健全な経済状態に戻るかどうか。
消費を落ち込ませ、ますます経済が低迷し、失業率が跳ね上がることになりはしないか。
よくよく正直な議論が必要です。



増税NO!だ。


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