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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

レーガン待望論? [政治]

呼び戻したい歴代大統領、1位はレーガン=米調査
2011年 11月 1日 11:37 JST

 [ニューヨーク 31日 ロイター] 米CBSのテレビ番組「60ミニッツ」 とバニティ・フェア誌が行った調査で、
現在の米国を取り巻く試練の舵取りを任せたい歴代大統領として、
ロナルド・レーガン元大統領が1位に選ばれた。

 調査は全米各地で1012人を対象に実施。
過去の歴代大統領を今ホワイトハウスに呼び戻せるとしたら
誰を選ぶかという質問で、レーガン元大統領が36%の票を集めた。
2位は29%でフランクリン・ルーズベルト元大統領となり、
トーマス・ジェファーソン元大統領は14%だった。

 また、現職のバイデン副大統領が2012年の大統領選で
副大統領候補に指名されなかった場合の後任候補には、
クリントン国務長官を選ぶ回答者が最も多かったが、
人気テレビ司会者オプラ・ウィンフリーさんを推す声も5%あった。

ロイター

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-23934820111101

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アメリカ国民は、80年代の繁栄の時代を懐かしんでいるようです。
日本にとっても、彼の任期中(1981-1989)は、あのバブル期とも重なり、
日米にとって、繁栄の時代の象徴かも知れません。

レーガン元大統領といえば、「レーガノミックス」に象徴されるように、
大胆な減税政策から、その後の繁栄のレールを敷いたと言えます。

これが双子の赤字と呼ばれる、巨額の赤字を生み出したことでも知られますが、
少なくとも、景気低迷期には増税ではなく、減税こそが不景気突破の鍵である、
ということのお手本を示してくれているのではないでしょうか?

そのことは、このレーガン元大統領の経済政策アドバイザーであった、
ラッファー氏の著書『増税が国を滅ぼす』に記されています。

なかなか、専門的な本でもあり、私には難しい部分も多々ありましたが、
氏の主張は、以下の点に集約されています。

 1・何かに税金をかけたら、その生産は減る。税金を減らせば、その生産は増える。
 2・理想の税制は、貧しい人を金持ちにする制度である。金持ちを貧乏にするのが理想ではない。
 3・税率が高いほど経済に与える悪影響は大きいが、税率を引き下げたときの効果もまた大きい。
 4・税率が高くなりすぎると、税収の減少につながる可能性がある。
 5・効率的な税制度では、課税ベースが大きく税率は低い
 6・個人も企業も資本も、税率の高いところから低いところへ流れる。


これ見ると、現在メディアで散々喧伝されているような、
増税による財政健全化こそが必要だ、
という一本槍な論調とは一線を画しているのは一目瞭然です。

単純な増税論議ではなく、本当の意味で正直な議論を求めたいところです。


増税が国を滅ぼす 保守派が語るアメリカ経済史

増税が国を滅ぼす 保守派が語るアメリカ経済史

  • 作者: アーサー・B・ラッファー
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2009/07/16
  • メディア: 単行本

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