混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。
侵略的互恵奸計(再掲) [政治]
戦略的互恵関係の欺瞞(2010-10-07)より抜粋
侵略的互恵奸計(しんりゃくてきごけいかんけい)
中国に古来より裏戦術として口伝される策略で、表面上、相手国を侵略する意図を巧妙に隠しつつ、
「お互いに交易を重ねてともに栄えましょう」と甘い言葉で、相手国の為政者を取り込み油断させ、
その裏で着々と侵略の準備を進め、機が熟した時に一気呵成に牙を向く戦術のことである。
また、後世この意図をカモフラージュする言葉として『戦略的互恵関係』という表現が編み出された。
お人好しは時として国をも滅ぼすという教訓である。
後に相手を油断させる点をより強調する武術集団が編み出した拳法が、
世に有名な「酔拳」である。
民明書房刊
『謀略の中国興亡史』より
ホークス優勝おめでとう [時事ネタ]
ホークス念願の日本一ダ。
昨日の日本シリーズ最終戦、テレビにかじりついて観戦していました。
最後まで一点を争う、手に汗握ると言うか、もどかしい試合。
しかし、ファルケンボーグがライナーを右腕に受けるアクシデントの後、
森福、そしてラストはなんと摂津が登板して中日を0封。
摂津は、日本シリーズで先発・中継ぎ・抑えと、まさにフル回転の活躍。
これで、全球団に勝ち越し、交流戦優勝、ペナント優勝、日本シリーズ優勝、
と完全V達成ですが、シーズンの戦いを見ると決して楽な試合は少なかったように思います。
そして、ホークスにはクライマックスの呪縛があり、プレーオフ制度が導入されてから、
一度も日本シリーズへ出場できていませんでした。
しかし、今年はそんな呪縛を見事跳ね返しての日本シリーズ出場。
ホームゲームでまさかの2連敗を喫して、イヤな流れになりましたが、
第4戦での、無死満塁のピンチを代わった森福投手が0点に抑えたあたりで、
ホークスに風が吹き始めた気がします。
ともあれ、日本一おめでとうございます。
そして、決してあきらめないマインドというものを見せて頂きました。
ホークスの選手の皆様、本当にありがとうございました!
1120 日本一ダ!祝勝会V
ボジョレー解禁 [時事ネタ]
毎年恒例のボジョレーの季節が、今年もやってまいりました。
近年、低価格戦争が激化し、ペットボトル入りのボジョレーで、
一気に価格帯が引き下げられた感がありました。
しかし・・・
今年は超がつく円高とデフレのおかげ?で、
さらに値段が下がっているようです。
仕事(夜勤)帰りに、西友でボジョレーを物色すると、
いろんな価格のものがありましたが、
最安はなんと、
390円
いや、いくらなんでも安すぎでしょーーーと言いたくなる値段(笑)
安いので、とりあえず買っちゃいました。
週末の「自分へのご褒美」用にします。
■関連記事
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伊藤哲夫先生の講演に参加! [政治]
伊藤先生は、保守派の論客で、安倍内閣のブレーンの一人でもあった方です。
還暦を過ぎた年齢にもかかわらず、凛とした、
実にエネルギッシュな講演でした。
当日は二部構成で、両方併せて4時間超という大変な長尺でしたが、
先生のスタミナはまるで無尽蔵か?と思わずにはいられませんでした。
私は夜勤明けで、寝ずに参加していたので、
さすがに最後の方は正直キツかったのですが、
先生の熱い獅子吼でパワーを頂いたおかげで乗り切れました(笑)。
今回は、先生のご著書である下記2点をテキストに展開されました。
『「国家なき日本」を問い直す』
『教育勅語の真実』
鳩山政権が目指したものとは、「日本国家の解体」である、
とバッサリと切り捨て、
さらに「民主党とは、国家なき政権」とこれまたバッサリ。
しかしながら、日本解体装置とも言える、民主党という存在は、
戦後の日本が産み落とした必然的な存在であり、
そこに到る温床があったと指摘されました。
戦後日本のスタート点でもある、GHQによる占領政策。
それは2つに分けられるとのこと。
1つは、武器など軍備を取り上げる物理的な武装解除。
2つ目は、精神的武装解除である、とのご指摘です。
現在のように、クラゲのように漂う、漂流国家日本を形成したのは、
まさに、この精神的武装解除が大きな役割を果たしています。
War Guilt Information Program
(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)
によって、国家観・愛国心を喪失させる、という目論見は見事に花開きました。
結果として、この国の国民は、上辺の言葉に踊らされてしまい、
日本解体を目論む勢力に政権を与えるという愚かな選択をしてしまったのです。
これに対して伊藤先生は、
「国民一人一人が悔い改めることなしに、民主党に対する文句を言う資格はない。
懺悔の中からしか日本は再生しない」と断言されました。
そして、
「国家の根底には精神的な基盤が必要である。
それが安定してこそ初めて強い国家たりえる」
と正しい国家観を再生するための処方箋を説いて下さいました。
果たして、私たち日本人は、精神的な基盤を取り戻し、
再び普通の国家としての主権を回復することができるのか。
私の中で、残された時間はそれほど多くはないという危機感は、
ますます強くなるばかりです。
時として、砂漠に種を蒔くが如き無力感にさいなまれることがありますが、
志を同じくする仲間や、諸先輩方が存在するという事実に励まされます。
レーガン待望論? [政治]
2011年 11月 1日 11:37 JST
[ニューヨーク 31日 ロイター] 米CBSのテレビ番組「60ミニッツ」 とバニティ・フェア誌が行った調査で、
現在の米国を取り巻く試練の舵取りを任せたい歴代大統領として、
ロナルド・レーガン元大統領が1位に選ばれた。
調査は全米各地で1012人を対象に実施。
過去の歴代大統領を今ホワイトハウスに呼び戻せるとしたら
誰を選ぶかという質問で、レーガン元大統領が36%の票を集めた。
2位は29%でフランクリン・ルーズベルト元大統領となり、
トーマス・ジェファーソン元大統領は14%だった。
また、現職のバイデン副大統領が2012年の大統領選で
副大統領候補に指名されなかった場合の後任候補には、
クリントン国務長官を選ぶ回答者が最も多かったが、
人気テレビ司会者オプラ・ウィンフリーさんを推す声も5%あった。
ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-23934820111101
アメリカ国民は、80年代の繁栄の時代を懐かしんでいるようです。
日本にとっても、彼の任期中(1981-1989)は、あのバブル期とも重なり、
日米にとって、繁栄の時代の象徴かも知れません。
レーガン元大統領といえば、「レーガノミックス」に象徴されるように、
大胆な減税政策から、その後の繁栄のレールを敷いたと言えます。
これが双子の赤字と呼ばれる、巨額の赤字を生み出したことでも知られますが、
少なくとも、景気低迷期には増税ではなく、減税こそが不景気突破の鍵である、
ということのお手本を示してくれているのではないでしょうか?
そのことは、このレーガン元大統領の経済政策アドバイザーであった、
ラッファー氏の著書『増税が国を滅ぼす』に記されています。
なかなか、専門的な本でもあり、私には難しい部分も多々ありましたが、
氏の主張は、以下の点に集約されています。
1・何かに税金をかけたら、その生産は減る。税金を減らせば、その生産は増える。
2・理想の税制は、貧しい人を金持ちにする制度である。金持ちを貧乏にするのが理想ではない。
3・税率が高いほど経済に与える悪影響は大きいが、税率を引き下げたときの効果もまた大きい。
4・税率が高くなりすぎると、税収の減少につながる可能性がある。
5・効率的な税制度では、課税ベースが大きく税率は低い
6・個人も企業も資本も、税率の高いところから低いところへ流れる。
これ見ると、現在メディアで散々喧伝されているような、
増税による財政健全化こそが必要だ、
という一本槍な論調とは一線を画しているのは一目瞭然です。
単純な増税論議ではなく、本当の意味で正直な議論を求めたいところです。
『増税が国を滅ぼす』 11月5日(土)国民集会 [政治]
JTR - 日本税制改革協議会 : 平成23年11月5日(土)国民集会を開催します。
今度の土曜日に、日比谷野音で、増税ムードにまったをかける、
国民集会が開催されます。
当日は党派を超えて、増税に反対する国会議員の方々も参加されると聞いています。
私も「いざ鎌倉」の心境で、馳せ参じるつもりですが、
仕事の都合で、参加できるかははギリギリです。
でも、極力駆けつけたいと思います。
増税に疑問を持っている方は、ぜひ散歩がてらお越し下さい!
私は以前から、増税には反対で、
むしろ恒久減税を復活させて欲しいぐらいです。
バラマキするなら、減税せよ、と言いたいです。
先日も、『千年都市を築け!~未来党の東北復興ビジョン』
のエントリーの中で、増税に関したお話もさせて頂きましたので、
その部分を抜粋して、改めて私のスタンスをご紹介したいと思います。
増税について付け加えるとするならば、
国の借金が膨れあがっているから、財政健全化のために増税やむなし、
という論理がまかり通っています。
果たして本当にそうでしょうか。
私はこの考え方には大きく2つの欠陥、もしくは嘘があると考えています。
1つは、消費税を増税すれば、1%で○○兆円税収が増える・・・という理屈です。
確かに机上ではそうかも知れません。
しかしながら、過去に消費税増税を2回(0%→3%→5%)行いましたが、
いずれも、導入直後は税収が増えましたが、その後大幅な税収減になっています。
まずこの点の検証が殆どと言っていいほどなされていません。
結果的に消費を落ち込ませ、経済を衰退させたに過ぎない状態なのです。
もう1つは、
「借金、借金と言うが、では資産はどれだけあるのかい?」
という見方がすっぽりと抜け落ちているのです。
企業にお勤めで、経営者、財務担当者、あるいは自分や取引先の会社の業績に対して、
シビアにチェックされている方ならば常識の範疇であろう、「貸借対照表」の考え方に鑑みて、
借入金だけをクローズアップして、資産について語らないのは、ナンセンスですし、
アンフェアな考え方だろうと思うのです。
まあ、収支バランスも当然ありますが、借金の額でレッテルを貼られるとするならば、
企業はたとえば工場を作るとか、最新式の機械を導入するなどという資産投資ができなくなります。
根底に「借金=悪」という考え方があるようですが、
企業でも、個人でも無借金経営・生活をしている人は少ないと思うのです。
今の増税派の理屈を個人レベルで例えるとするならば、
月収30万円のサラリーマンが、5000万円のマイホームや300万円の新車を買うのにローンを
それぞれ組んだとして、購入したことによる資産の発生や、マイホームや車を購入したことによる、
副次的な効果も一切考慮されずに、
「あなたは収入に対してこれだけ多額な借金を背負った悲惨な人間である」
と言われているに等しいと思えるのです。
ですから、増税派が根拠にしている財務バランス的な考え方は、
確かに間違ってはいないものの、重要な観点がすっぽりと抜け落ちいてる、
もしくは意図的にカムフラージュされている、ということを知って頂きたいと思います。
経済が冷え込んでいる中で増税して、本当に健全な経済状態に戻るかどうか。
消費を落ち込ませ、ますます経済が低迷し、失業率が跳ね上がることになりはしないか。
よくよく正直な議論が必要です。
増税にNO!だ。