SSブログ
uMCOUo857XWN9KD1355705390_1355707045.jpg

混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

伊藤哲夫先生の講演に参加! [政治]

昨日、都内で開催された、伊藤哲夫先生のセミナーに参加して参りました。
伊藤先生は、保守派の論客で、安倍内閣のブレーンの一人でもあった方です。

還暦を過ぎた年齢にもかかわらず、凛とした、
実にエネルギッシュな講演でした。

当日は二部構成で、両方併せて4時間超という大変な長尺でしたが、
先生のスタミナはまるで無尽蔵か?と思わずにはいられませんでした。

私は夜勤明けで、寝ずに参加していたので、
さすがに最後の方は正直キツかったのですが、
先生の熱い獅子吼でパワーを頂いたおかげで乗り切れました(笑)。

今回は、先生のご著書である下記2点をテキストに展開されました。
『「国家なき日本」を問い直す』
『教育勅語の真実』


鳩山政権が目指したものとは、「日本国家の解体」である、
とバッサリと切り捨て、
さらに「民主党とは、国家なき政権」とこれまたバッサリ。

しかしながら、日本解体装置とも言える、民主党という存在は、
戦後の日本が産み落とした必然的な存在であり、
そこに到る温床があった
と指摘されました。

戦後日本のスタート点でもある、GHQによる占領政策。
それは2つに分けられるとのこと。

1つは、武器など軍備を取り上げる物理的な武装解除。
2つ目は、精神的武装解除である、とのご指摘です。

現在のように、クラゲのように漂う、漂流国家日本を形成したのは、
まさに、この精神的武装解除が大きな役割を果たしています。

War Guilt Information Program
(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)

によって、国家観・愛国心を喪失させる、という目論見は見事に花開きました。

結果として、この国の国民は、上辺の言葉に踊らされてしまい、
日本解体を目論む勢力に政権を与えるという愚かな選択をしてしまったのです。

これに対して伊藤先生は、
「国民一人一人が悔い改めることなしに、民主党に対する文句を言う資格はない。
懺悔の中からしか日本は再生しない」
と断言されました。

そして、
「国家の根底には精神的な基盤が必要である。
それが安定してこそ初めて強い国家たりえる」
と正しい国家観を再生するための処方箋を説いて下さいました。

果たして、私たち日本人は、精神的な基盤を取り戻し、
再び普通の国家としての主権を回復することができるのか。

私の中で、残された時間はそれほど多くはないという危機感は、
ますます強くなるばかりです。

時として、砂漠に種を蒔くが如き無力感にさいなまれることがありますが、
志を同じくする仲間や、諸先輩方が存在するという事実に励まされます。


教育勅語の真実―世界から称賛される日本人の美質を育んだ

教育勅語の真実―世界から称賛される日本人の美質を育んだ

  • 作者: 伊藤 哲夫
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2011/10/18
  • メディア: 単行本

nice!(51) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。