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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

これからの「英語教育」の話をしよう! [政治]


以前、企業内での英語公用語化が話題になった折に、日本の英語教育について、私なりの観点から英語教育への問題提起と打開策について述べさせて頂きました。

日本の英語教育(2010-08-11)

バベルの塔の試練を超えて(2010-08-12)

上記エントリーの中で、英語教育の内容そのものの見直しとは違った方向で、「万能翻訳機」待望論をブチ上げました。
一見SFチックな感じもするかも知れませんが、私はその方向へ向かうものだと確信しています。

「言語と文化」というものは、密接に関わっており、不離不可分な関係にあります。
つまり、言語を世界統一語(英語?)にしようとすれば、その国・民族の文化や歴史が途絶えることをも意味し、民族や国家としてのアイデンティティを否定することに繋がります。

陰謀史観などを中心に、「ワンワールド」や「世界統一政府」という考え方もありますが、私としては、各国・各民族の個性は個性として残しつつも、人類の共通項を構築しながらお互いに切磋琢磨する世界の方がより自由と繁栄を享受できると考えております。

ですので、この観点からも世界公用語というものはあって良いが、民族・国家固有の言語体系は破棄すべきではないという立場を取ります。

少々話が遠回りしてしまいましたが、言語の違いが人類間の意思疎通を妨げているという現実は残りますので、それを「万能翻訳機」で乗り越えるという道で努力することが、未来の人類に対しての福音となるはずです。

その先触れとなるものは既に存在しています。
PCやスマートフォンアプリでも翻訳機能を持ったものはありましたが、
昨日iPhone向けにリリースされた「Google Translate」はまさに神アプリ。

Google-Translate1.jpg

従来のアプリは有料のものが主体でしたが、今回のiPhone用アプリは無料
タダです。

iPhoneを持っているので、私も早速ダウンロードして使ってみました。
まず驚いたのは、音声認識の精度とスピードです。
自分が喋った内容が、速攻で英語に翻訳されてディスプレイに表示されます。
さらに、日本語や英語など主要言語は、音声での読み上げにも対応!
特殊な用語は難しいようですが、日常会話レベルであれば全く無問題。

これでもう海外旅行に行っても困らないですねー。
iPhone持っていて、海外に行く機会がある方は必須アプリ。

え?
英会話の勉強?
まぁ、やりたい気持ちはありますよ。
やっぱり喋れるのが一番いいんですから。
でも、ダイエットと英会話は「やる気」だけではどうにもならない面がありますよね(笑)。

なんか小学校から英語教育するなんていう話もありますが、個人的には従来の手法での英語教育であれば、決してアベイラブルなレベルには到達しないだろうと見ています。

受験やテストのための暗記科目という足枷を外さない限り、解決しない問題だろうと思いますので、本当に抜本的に教育設計を作り直さないといけない時期に来ているのではないかと感じています。

これは英語だけに限らないのかも知れませんが、学校教育があまりにも実社会の実学的なものと乖離し過ぎているところに原因がある気がします。

受験勉強には頭脳を鍛えるという素晴らしい側面もありますので、安易に否定はしませんが、従来の詰め込み型、暗記型から、もう少し実用的な方向へシフトすることが必要なのだと思います。

これからの学校教育は、実社会でも即通用するような思考能力を形成する方向が望ましいと思うのです。

キーワードは、ズバリ
「アベイラブル(available)」


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