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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

火星まで39日間で到達する新型宇宙ロケットエンジンのテストが第二段階に突入(転載) [政治]

火星まで39日間で到達する新型宇宙ロケットエンジンのテストが第二段階に突入

In Deepさんの記事から転載(許可頂いてます)
元URL : http://oka-jp.seesaa.net/article/164877828.html


新型プラズマ推進機は太陽エネルギーを使用しての永続的自動エネルギー補給タイプ。しかも、「自然選択での自己増殖機能」搭載。


Will an Ion-Drive Spaceship Take Humans to Mars?
Daily Galaxy 2010.10.05

イオンドライブの宇宙機が人類を火星に運ぶ?

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・比推力可変型プラズマ推進機 ( VASIMR ) を搭載した宇宙機のイメージ図。


原子力によるプラズマエンジンが人類を火星に運ぶという試みは、SFよりもさらに我々を現実的にハッピーな気分にさせてくれるものかもしれない。

新しいタイプのイオンドライブに関する試験は、すでにそれを軌道上での活動に導入できる段階に来ており、人類を月の次の惑星へと解き放つ突破口が開きつつあるようだ。

現在すでに、「比推力可変型プラズマ推進機」( VAriable Specific Impulse Magneto-plasma Rocket - VASIMR ) の最初のステージの試験が開始されたことは報道されているが、しかし、今、アド・アストラ社(ロケット会社)の電子ロケット工学者たちは、第2段階のステージの試験に入り、すでに多くの関係者たちがその様子を見ている。

VASIMR(比推力可変型プラズマ推進機の略称。読みは「ヴァシミール 」) は今回のプラズマエンジンのアップグレードにより、太陽エネルギーを使用することにより、永久的に宇宙ステーションと衛星の軌道上に配置させることが可能となった。国際宇宙ステーションでの試験は 2013年に開始される。


かつてから、 VASIMR の絶え間ない推進力があれば、人類は実質的な意味で火星に行くことができると専門家たちは考えていた。

これまでにも火星にまで行くテクノロジーは様々あったが、一番の問題となるのは、常に「宇宙旅行にかかる時間」だった。この不都合な現実が人類の宇宙開発を妨げていた。そして、超伝導プラズマロケットの登場により、火星に到着するまでの時間を 39日にまで縮めることができたのだ。これは、105日間の隔離実験を終えた人物なら、火星到着までの時間の 2.7倍の時間的余裕があることになる。

今回進められているこの野心的な試みでは、宇宙船のデザインにも多少の変化が求められた。

まず、ひとつに原子炉が巨大であることが挙げられる。これは惑星間を進むために必要なエネルギーが莫大だからで、太陽エネルギーだけでは、街のサイズの太陽パネルでも足りない。

また、ニューサイエンティスト誌によると、イオンエンジン・テクノロジーとその機関は、いつか自然選択説を唱えたダーウィンに感謝するかもしれないと書いた。というのも、新型イオンエンジンは、自身で自然選択をして複製していくソフトウェアを使うことにより、寿命が以前の二倍となったのだ。

推力に重液体推進剤での大量燃焼に頼る従来の方法と比べると、静電イオンエンジンはキセノンガスの小さな電源をイオン化して太陽光発電を使用するので、宇宙計画ではとても人気だ。

グリッド化された一対の電極間を通る高電圧が正荷電イオンを負極に向かって高速で送るシステムについて、ニューサイエンティスト誌は書いている。大部分のイオンはグリッドを通り抜け、推進力を作り出す。

シミュレーションによれば、NASA の標準的なエンジンのグリッドは 2.8年間持続することを示している。しかし、コロラド州立大学の宇宙航空機関士ファーネ博士は、グリッドのデザインを変更することにより寿命はまだ伸ばすことができると提案している。

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参考ページ: 上記に出てきたニューサイエンティストの特集ページ。

Ion engine could one day power 39-day trips to Mars(英語) (2009年07月24日)

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