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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

本家民主党もピンチ? [政治]

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日本では、いま民主党の党代表選挙という名の首相選挙が国民不在で行われている最中ですが、海の向こうの本家アメリカの民主党オパマ政権もピンチのようです。

当初は日本の民主党のように、熱狂的なムードの中でオパマ大統領が誕生したわけですが、その後はだんだんと魔法がとけるかのように冷めてきているようです。

それというのも、様々な原因があるようでして、たとえば雇用情勢がまったく改善の兆しがないとか、イラクを含む中東問題で右往左往したり、という姿を見て次第に熱が冷めていったのかも知れませんが、私は外から眺めている者として、次の点が致命傷となっているような気がします。

一点目は、「国民皆保険制度の導入」を目指したことにより、かなり多くの国民から制度導入へのアレルギー反応があったこと。
これ、同じような保険制度が当たり前の私たち日本人からすると、なぜ反対するのか理解しかねる部分がありますが、自分の生殺与奪を国家に握られたくないという漠然とした抵抗感のようなものがあったのでしょうか。

二点目は、BP社によるメキシコ湾原油流出事故が後手後手にまわったこと。
まぁ、これは直接オバマ大統領が引き起こしたわけではないので、割り引いて考えたいところですが、アメリカ国内で起きた事故ですし、経済に与えるダメージも600億ドル以上とする試算もあり、もしかすると最終的にはオバマの責任に転化されてしまうかも知れません。

そういえば、メキシコ湾の別の原油掘削施設でつい最近、爆発事故が起きました。
前の事故とはまったく関連はないのですが、原油掘削施設全般に対する安全対策を明確に打ち出さない限り、不安はつきまとうかも知れませんし、新たなテロの標的にされないとも限りません。


アメリカ人というのは、常に強いヒーローを求めているのだと思えるのです。
スーパーマンなどのアメコミヒーローはその象徴ですね。

最初はオパマも強いヒーローだと信じていたところが、実際に働き出してみると、やはり政治家としての経験の少なさが露呈してきたようです。加えて中東での協調路線も弱腰と見られているのかも知れません。

一方の共和党ですが、現時点で日本に対する態度というか考え方がどうなっているのか、私の手元には情報がありませんのでなんともいえませんが、ただ、戦後の歴代大統領の顔ぶれを見る限りでは、不思議と共和党政権のときに日本が好況である時期が重なるのです。

単なる偶然かも知れませんが、世界第一位と第二位(今は第三?)の経済大国同士で同盟関係にある仲であれば、ある程度政権党の性格の違いが影響を及ぼすことは当然なのかも知れません。

北朝鮮問題に限って言えば、米民主党政権に代わったことで、明らかに後退したように思います。
先般の北朝鮮のミサイル発射にしても、日本政府の出方というよりも、オバマがどう動くのかを推し量ったのではないかと思うのです。

同盟国の領海内にミサイルを打ち込まれていながら、テロ指定国家の解除など狂気の沙汰としか思えません。その結果、今では北朝鮮はアメリカのオバマすらなめてかかっている感じがします。

このままの情勢で推移すると、オバマ政権は一期で終わりそうな予感がありますが、支持率回復、強いアメリカ復活を賭けて、戦争という手段をとることがないよう祈りたいものです。

そして、次の共和党政権では、どのようなリーダーが出てくるのか、どういった国家戦略を持っているのか、そして当然ながら日本への対応はどうなるのかを見極めて行きたいと思います。

願わくば、その頃には日米関係をぶち壊す愚かな政党が日本の政権の座から去っていますように・・・。


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