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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

ITリテラシー教育の必要性 [政治]

近年、ネットを使った詐欺などの犯罪が後を断ちません。
ついこの間も、携帯を使った大学入試でのカンニング騒動がありました。

ITをベースとした、インターネットというものは、とても便利なもので、
ある意味世界のあり方を変えてしまいました。

その反面、日本はもとより世界中でインターネットを起点とした悲劇が、
次から次へと起こっているというダークサイドがあるのも否めません。

インターネットというのは、元々軍事技術(ARPANET)の転用ですが、
世界中に便利なツールとして広がり、日々その技術の向上、そして
ネット人口の拡大を続けながら進化し続けています。

このような意味で、既にインターネットは社会の公器としてのポジションを
揺るぎないものにしています。

ただ、気をつけなければならないのは、
「技術として出来ることと、やっていいことがイコールではない」
ということです。

たとえば、音楽などの著作物の違法ダウンロードもそうでしょうし、
今回のような携帯を駆使したカンニング、あるいはハッキングなどは最たるものでしょう。

こうした問題は、現代社会のみならず、数百年後、数千年後の未来社会でも、
同じことが起こるはずです。

子供の頃に読んだ内容なので、記憶が曖昧な部分があるのですが、
松本零士氏の「銀河鉄道999」の物語の中で、主人公である星野鉄郎が、
あるテクノロジーが高度に進化した星に立ち寄った際に、年端もいかぬ子供が、
事もなげに原爆を作ったりすることに驚いてしまう、という描写があったように思います。

この物語から得られる教訓とは、
技術の進歩とともに、常にそれらを律する倫理観、あるいは法律というものも、
同時にアップデートしていかなければならないことだ
と思うのです。

ですから、家庭や学校教育において、子供がPCや携帯などの情報端末を通じて、
インターネットを上手に使えるようにすることだけでは十分ではなく、
インターネットにおける善悪というものをキッチリと教えてあげる必要があるのだと思います。

インターネットを利用した犯罪の中に、性犯罪が多く見受けられるようです。
ニュースをチェックすると、毎日のように性犯罪が発生していますが、
かなりの割合で携帯などを使った買春、暴行があるようです。

この傾向は、洋の東西を問わないようで、こうしたインターネットを介した性犯罪を、
実にリアルに描いた映画が公開されます。

14歳の少女がネットで好きになった彼氏とリアルで会うとき、すべての崩壊が始まる……映画「Trust」予告編ムービー:gigazine


14歳の少女アニーはバレーボールのチャットルームで新しい友達として16歳の少年チャーリーと出会い、数週間ほどオンラインでチャットしたり、写真を交換したり、携帯電話でのコミュニケーションをしている間に彼のことがどんどん好きになって夢中になり、そしてついに直接会うことになります。しかしそこに現れたのは、オンラインで知っているチャーリーではなく、まったく別のはるかに年上の男性。そして今まで彼女を守ってきた家族のすべてが崩壊していく……





この映画は、現在公開中の「ソーシャル・ネットワーク」よりも現代社会のリアルを
切り取っていると思います。

まだ予告編しか見ていないので何とも言えませんが、かなりショッキングな内容
になっているようです。

しかし、現実にこうした事件が世界中で起きているという事実もありますので、
目を背けることなく、たとえば中学校、あるいは小学校(高学年とか)でも上映し、
ネット社会の怖さというものも、子供たちに啓蒙することも必要なのではないかと
考えてしまいました。

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