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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

小さな奇蹟 [その他]

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初期の頃のエントリーで、私の母が今年6月に脳梗塞で倒れ、半身不随の状態であることをお話しましたが、今もその状況は変わらず右半身が麻痺で動かず、感覚もないそうです。
さらに、言語機能もやられていて、いわゆる失語症の状態です。

こちらが話すことや、テレビなどの情報は聞き取りが問題なくできているようなのですが、アウトプットの部分、つまり喋る、書くといったことが殆どできないため、意思疎通を図ることもお互い非常に大変な作業となります。

7月末から都内のリハビリ施設でお世話になっていたのですが、最初の2ケ月ほどは胃瘻(いろう)や気管切開したため器具がついていたりと、リハビリの前段階で止まっているような状況でした。

しかし、1ケ月ほど前からは、食事も胃瘻ではなく、口から病院食を食べられるようになり、みるみる肌が元気を取り戻していくのが分かりました。
最近では、大好きな珈琲をポットで持って行くと、喜んで飲むまでになっています。

ただ、リハビリを繰り返しても、右半身が麻痺の状況が変わらないため、本人はけっこう落ち込んだりします。

しかし、昨日の日曜日に嫁とともにお見舞いに行った時、母がしきりに右ひざと太もものあたりをさして何かを訴えてきました。

少し時間をかけて解読したところ、なんとその一部分だけ感覚が戻ったというのです。
私は正直嬉しくてたまりませんでした。

倒れて救急病院に運ばれた時は、ギリギリ生命が助かった状態で、意識は戻らない可能性が高いと担当医から説明があったのですが、それからすると、かなりの回復を見せています。

今までリハビリに希望を見出せなかった母が僅かにつかんだ、希望の光。
願わくば、この小さな奇蹟が、まだほんの序章であることを祈っています。

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