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混迷の漂流国家ニッポン。政治の理想を追求すべく"新党ひとり"をバーチャル立党。それが『未来党(The Next Generation's Party)』。

アクアライン鉄道構想 [政治]

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今回は海の日がもうすぐなので、前々からアクアラインについて感じていたことをコメントしてみたいと思います。

東京湾アクアラインは、2007年12月の開業から既に10年以上が経過しています。
当初、海ほたるが新たなデートスポットとして一躍脚光を浴びましたが、同時に高すぎる通行料も併せて話題となりました。

私も98年頃に友人と夜間に東京側からこのアクアラインを通って木更津までドライブしに行ったことがありますが、料金についてはあまり把握していなかったので、その値段にビックリした記憶があります。海ホタルでの立ち寄りを除けば、あっという間のわずかな時間でアクアラインを駆け抜けました。通行料と走行時間とのあまりのズレに2人とも絶句してしばらく会話になりませんでした・・・。
ちなみに帰りはアクアラインは通りませんでした。

これがトラウマとなったのかどうか分かりませんが、これ以降私はアクアラインを利用したことがありません。

現在は森田健作知事が提案していた、「ETC普通車前日800円」が期間限定で2011年3月まで実施されているため、以前に比べて格段に安くなっているので気楽に利用できるようになっています。

しかし、アクアラインを利用して東京方面から木更津を始めとした南房総にどれだけ魅力あるコンテンツがあるか、さらにアクアライン以降のアクセスはどうなのか、という問題はあると思うのです。

南房総には、ドイツ村と鴨川シーワールドを除けば、大きなテーマパーク的なものはありません。
(あったら私の認識不足です。スイマセン・・・)
海やゴルフ施設が中心の自然をコンセプトとした観光誘致が基本なのではないかと思います。

私自身、4年前に左足首を骨折するまでは数年間ボディボードをやってましたので、千葉方面には九十九里、御宿、白浜などによく行きました。当時から九十九里方面は直近まで高速がきていましたので、アクセスは比較的しやすかったのですが、外房の御宿とか、南端の白浜などは基本一般道になるため、アクセスがしづらかったです。

最近は館山自動車道の全線開通に伴い、白浜などの南端方面へはほぼカバーされているようなので、だいぶ楽になっていると思います。しかし、鴨川など外房方面がいまだに高速道路がないため少々不便です。

ただ、誤解しないで頂きたいのですが、南房総はとてもいい所で私も大好きな場所です。
海の日に合わせるかのように、関東では梅雨明けが予想されています。
ぜひドライブがてら南房総に出掛けてみてください。
有名な滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」ゆかりの地でもありますしね。

以前のエントリーで青函トンネルは車が走行できないということを知って衝撃を受けたというお恥ずかしいエピソードを披露してしまいましたが、このアクアラインは逆に「車しか通れない」ということを当初知らずに通行したのです。
通行中、友人と「このアクアラインってさぁ、電車走ってるんだっけ?」
なんていう会話をしていたぐらいです。

関東以外の方はアクアラインは車専用で、鉄道は通っていないことをご存知ない方もいらっしゃるかも知れません。どうせトンネルを掘るのであれば、鉄道を併設してほしかったという気がします。
技術面で無理だったのか、採算面など費用対効果の問題で諦めたのかは私には分かりません。

もしアクアラインに鉄道が敷設されていれば、木更津、君津、袖ヶ浦あたりが一大ベッドタウンになる可能性はあったと思います。ですから、いまからでも遅くないのでぜひアクアライン鉄道プロジェクトを発足させて、通勤圏を広げる方向で検討を始めて頂きたい。

そうすれば、東京で仕事をしながら、週末はリゾートを満喫してスローライフを送ることができます。都心で職住近接も大事な都市計画ですが、逆に通勤圏をもっと広げてそれぞれの価値観に合わせたライフスタイルを選択可能なようにするのも大事なポイントなのではないかと思うわけです。


関連サイト
東京湾アクアライン鉄道併設研究会

街の活性化 木更津 国吉としお アクアラインの鉄道を


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